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Vol.6「キュウリ」

ウリ科の一年草で原産地はインドのヒマラヤ山麓からネパール付近と言われています。日本には10世紀以前に中国から渡来し、江戸時代末期から明治初期にかけて各地に普及していったと伝えられています。

ぱりぱりとした歯ごたえが魅力のキュウリは、果実の95%以上が水分でカリウムやビタミンCを多く含む野菜です。なんと、世界に400以上の品種があるといわれています。

(JA仙台管内の主な生産地:長町・根白石地区など)

直売所で聞いたキュウリのオススメ

たなばたけ高砂店
佐藤 千春さん

夏野菜の代表ともいえるキュウリは、みずみずしく爽やかな風味で、身体を内側から冷やしてくれる効果もあるので、暑い夏にはぴったりです。

サラダや漬物など生で食べることが多いですが、炒めるとまた違ったおいしさを味わうことが出来ます。旬のキュウリを様々な料理で楽しんで下さいね!

発見!キュウリの豆知識

美味しい見分け方

太さが均一で、持ってみてずしりと重みのあるものを選びましょう。イボのある品種は、イボがチクチクするくらい尖っているものが新鮮です。

保存方法

キュウリは乾燥と低温が苦手な野菜なので、出来るだけ早めに食べきりましょう。保存の適温は10℃前後です。ポリ袋に入れ成り口を上に立てて保存しましょう。

キュウリのヒミツ

楽しみ方・食べ方のコツ

2018.08月号 JA広報通信より

生産者のこだわりを徹底調査!

長町地区は、古くからキュウリの栽培が盛んな地域です。私は、キュウリを栽培する農家で構成された「長町きゅうり部会」に所属しており、春先の接ぎ木作業や夏の共同出荷など、部会のみなさんと協力して作業しています。お互いに切磋琢磨しながら、部会全体でおいしいキュウリの栽培に取り組んでいます。

キュウリは、葉っぱの摩擦でも傷がついてしまうくらい、とてもデリケートな野菜です。また、乾燥を嫌うため充分な水分の確保と、誘引と整枝で通風や採光を良くすることが必要です。これにより、より品質を高めることが出来ます。

これからも、消費者に「おいしい」と喜んでもらえるような、品質の良いものを作り続けていきたいです。


手間のかかる接ぎ木作業は部会の仲間たちと協力します。


朝の早いうちに丁寧に優しく収穫します。

プロフィール

JA仙台青年部 長町支部 部員
武田 政男さん

平成19年23歳の時就農。両親とともに畑70アールで農業を営む。主に夏はキュウリ、冬は曲がりねぎなどを栽培し、市場やインショップなどに出荷している。

甘酢ショウガとキュウリのご飯

材料(4人分)

  • 温かいご飯:2合分
  • キュウリ:2本
  • ショウガ:30g
  • ミョウガ:3個
  • エーコープらっきょう酢:大さじ3
  • 白ごま:少々

作り方

  1. ① キュウリは洗って薄い輪切りにし、さっと塩を小さじ1/3振りしばらく置いたら、水気を切る。
  2. ② ショウガは千切り、ミョウガは縦半分にしてから薄く斜めに切る。
  3. ③ ①と②を合わせ「エーコープらっきょう酢」で和えたら、1時間程置き味をなじませる。
  4. ④ 温かいご飯と③をよく混ぜ合わせ器に盛り、最後に白ごまを散らせば出来上がり。

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※夏場のお弁当にもどうぞ!

エーコープらっきょう酢

  • 1リットル 533円(税込)
  • 1.8リットル 923円(税込)

JA仙台各営農センター及び農産物直売所「たなばたけ」にて販売しております。

カワシマ ヨウコ先生
野菜ソムリエ プロ
フードコーディネーター