仙台米:ごはんのはなし
JA仙台産米のご紹介
JA仙台産環境保全米ひとめぼれ
「環境保全米」とは、農林水産省の特別農産物表示ガイドラインに基づき、宮城県の慣行栽培(通常の栽培方法)に比べて、生産過程における化学合成農薬の使用回数が1/2以下で、化学肥料(窒素成分)の使用量が5割以下の栽培方法により生産されたお米です。一口に農薬、化学肥料半分と言ってしまえば、それだけのことですが、並大抵のことではありません。雑草、害虫、病気…これらを克服しなければ、秋においしいお米は食べられません。それでも、農薬や化学肥料を出来るだけ少なくして、田んぼにイナゴやカエル、赤とんぼなど、小動物が戻ってくることこそが自然回帰の米づくりなのです。
環境保全米とは、農薬や化学肥料をできるだけ減らし、自然環境と消費者の健康を考え、大切に育てられたお米です。
JA仙台産ひとめぼれ
「ひとめぼれ」は独特の柔らかさのある、食味のふっくらとしたご飯で、大粒でハリがあり、飽きの来ない甘みが特徴です。粘りがあって炊き上がりはツヤツヤと色よく、うまみ、甘み、香りも申し分ありません。また、冷めてもおいしく、お弁当などに向いています。
ひとめぼれを一言で表せば「オールマイティ」というイメージ。ひとめぼれは、いろいろな料理にぴったりで、料理の幅を広げてくれるお米です。ひとめぼれは、料理の幅が広くオールマイティです。
秋保米について
豊かな自然がいっぱいの秋保。名湯につかり、季節の恵みをたっぷり味わってください。
田植え踊りや鹿踊りなど、大いなる自然への畏怖と感謝をこめた祭事が、今も息づく秋保地区。悠久のときの流れを感じながら、四季折々の身体と心のごちそう灯を満喫してください。
「秋保の生産者が栽培する環境保全米を秋保の温泉旅館で食べよう!」という取組みがスタートしました。 この取組みのきっかけは、平成20年11月23日に秋保・里センターで開催されました「秋保の食と農と観光を結ぶシンポジウム2008」で、年間100万人の観光客が訪れる秋保地域において、さらなる発展のために生産者と旅館の接点をつくろうという話になったことです。仙台農業協同組合、秋保温泉旅館組合、宮城県地方振興事務所が中心となってプロジェクトを発足し、この度、秋保温泉で生産者の思いのこもったお米を提供できることになりました。 仙台の奥座敷である自然の豊かな秋保で、生産者と旅館業者が手を携えてお客様をおもてなしいたします。
JA仙台産ササニシキ
あっさりとした食感と飽きのこないおいしさ、そして口に広がるほのかな甘みを持つササニシキは、40年以上もの間全国の皆様に親しまれております。ササニシキはコシヒカリと違い、口の中でふわ~と解けるほぐれ感がお寿司にぴったりなことから、かつてはお寿司屋さんといえば、ササニシキというくらいお寿司屋さんに大人気のお米でした。また、パラパラとする特徴があるため、チャーハンやお雑炊のような料理に最適であり、そのような業務店や飲食店では今でも根強い人気の品種となっています。
ごはんのはなし
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1.洗う
たっぷりの水(できればミネラルウォーター)を使い素早くかき回し、すぐに水を捨てます。
<ポイント>
「水はすぐに捨てる」洗った水にそのままお米をつけておくと、米ぬかを吸収してしまいます。 -
2.とぐ
さっと洗ったら、3回くり返してとぎます。(水道水でOK!)
にごりがなくなるまでとぐ必要はありません。とぎすぎるとお米にひびが入ってしまいます。 -
3.ひたす
30分間じっくり水(できればミネラルフォーター)につけ、たっぷり水を吸収させます。
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4.炊く
お米の二割増しの水で炊くというのが一般的です。
<ポイント>
新米は水分が多いので加える水は、お米の一割増しにします -
5.蒸らす
最近の電子炊飯ジャーは、蒸らしまで自動にできる機能のものがほとんどです。
スイッチを入れ、ふっくらおいしく炊きあがるのを待ちましょう!!
炊飯器のスイッチが切れたら、3分後にもう一度スイッチを入れます。
二度目のスイッチが切れたら10分から15分は蒸らし、しゃもじでまんべんなく空気にさらします。余分な水分が蒸発し、ふっくらとおいしく炊きあがります。
ごはんが温かいうちに、茶わん一杯分ずつ小分けにしてラップに包むか、フリーザーパックに入れ、冷ましてから冷蔵庫に保存します。電子レンジで3、4分加熱して食べることができます。冷凍保存の場合、3週間くらいはもちますが、早めに食べましょう。
炊飯器で保温する場合は半日程度が限界です。
<ポイント>
1食分ずつ小分けして冷凍するのがコツ。
解凍時間が短く済み、熱が均一にまわるためおいしく仕上がります。
精米後の賞味期限(風味の持続)は、気温20度で2ヶ月間です。冬季は2ヶ月、春は1ヶ月、夏は半月が目安です。
<保存のポイント>
◎高温・湿気・直射日光をさける
◎厚手のビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に保存する
涼しいところで保存しましょう。米びつの中を清潔にし、容器の中は定期的に拭いて乾燥させましょう。継ぎ足しは避け、中を拭いてから新しいお米を入れるようにしましょう。