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米づくり準備始動~種子温湯殺菌消毒が本格化~

 根白石育苗センターで2025年産米種子の温湯消毒作業を1月20日から開始しました。種もみを一定時間お湯に浸すことで、化学農薬と同等の防除効果が期待でき、発芽抑制物質を除去することで発芽のそろいをよくすることができます。作業は立枯細菌病やいもち病対策として行い、1日約3.5㌧の種もみを処理します。徹底した温度管理の中、水稲の種もみ1籠(1袋5㌔×8袋)を60度の温湯で10分間、13度の水に5分浸して消毒し、1分の脱水・乾燥処理を行い種子が完成します。営農部利用事業課施設管理担当の藤井弘治さんは「浸漬処理の水温や処理時間を徹底し、高品質な水稲種子を生産者に届けたい」と話しました。作業は3月上旬まで続き、組合員が作付けする「ひとめぼれ」「だて正夢」など約20品種の種子合計約120㌧を消毒作業予定です。

 

写真コメント:消毒作業を行う藤井さん