ソラマメ出荷査定会 ~高品質出荷を目指して~
2025.06.10
自己改革
亘理山元地区野菜連絡協議会は5月20日、亘理南部営農センターでソラマメの出荷査定会を開き、現物査定で出荷規格の統一を図りました。仙台あおば青果㈱の豆類担当者、JA全農みやぎの職員らが現在の生産販売情勢を報告。昨年の寒波の影響で生育が少し遅い傾向にあるものの、おおむね順調に生育しており、昨年並みの4.5㌧の出荷を見込んでいます。ソラマメは6月に宮城県が主力産地となり、県内全域で高品質出荷を目指します。
消費者から宮城県産のソラマメは品質が良いとの評価があり、JA全農みやぎの職員は「高値販売と高品質維持に向け、本年産も選果選別の徹底、適期収穫をしてほしい」と説明。JA仙台は高品質なソラマメが出荷できるよう、早期より収穫することやハサミもぎを行うことを呼びかけました。同部会のソラマメは6月から県内のスーパーで販売予定。
ハサミもぎ:茎、莢(さや)を傷めるのを防ぐためにハサミで収穫を行うこと
写真コメント:出荷規格を申し合わせる生産者たち